ゼロ塾消防官採用のカタチ

ゼロ塾消防官採用のカタチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京消防庁、政令指定都市、各自治体によって内容が若干異なる場合が多いので受験生はここに掲載してあるのはあくまで代表的、一般的な消防士、消防官採用試験の参考情報と捉えて必ず志望先の各自治体の最新の消防士、消防官の受験案内を熟読してください。

 

 

 

 

 

 

 

消防官ゼロ塾勉強

 

 

1. 消防官試験

(1)一次試験

①受験する自治体消防官採用窓口によって異なるものの、教養筆記試験は択一式全40~50問程度・試験時間120~150分程度

(一般知能分野20~25問程度、一般知識分野20~25問程度)が多いです。
東京消防庁は自然科学からの出題割合が高めです。

 

【一般知能】 出題割合
数的推理、判断推理、資料解釈 約32%
文章理解(現代文・英文・古文) 約18%

 

 

【一般知識】 出題割合
政治、経済、法律 約22%
日本史、世界史、地理、思想他 約14%
物理、化学、生物、地学、数学 約14%

 

 

警察官試験、市役所試験よりも消防士試験は仕事に直結する理由なのか自然科学の出題割合が高めな場合が多いです
② 論文(作文)試験(1題程度、制限字数:800~1200字程度、制限時間60~120分程度)
勉強方法で迷うのがこの分野です。独学では論文試験対策は主観的になりがちなので第三者(他人)の添削を少しでも受けることをオススメ致します。

 

消防官、試験、個別指導、採用

 

 

 

(2)二次試験

 

①身体検査 身体基準(要件)が男性・女性別に身長、体重、視力、色覚、聴力、胸囲、肺活量その他等についておおむね設定されています。これらの身体基準(要件)などについて受験生が疑問を生じた場合は各自治体消防官の受験窓口に直接受験相談されることをオススメしています。
②適性検査 クレペリン検査→ひたすら足し算などを繰り返し計算させた作業曲線、誤答等を基に能力面、性格・行動特徴等を判定しようという検査
YG検査等→受験生に対して質問をして「はい」「いいえ」「わからない」の回答を分析して性格特徴を判定しようとするテスト
③ 体力検査 立ち幅跳び・反復横跳び・握力・腕立て伏せ・上体起こし・持久走ほか等
ここは各自治体によって異なる基準があるようです。
ただし要求される基準は抜群の運動神経が必要とされるというレベルのものではないようです。ここが不安な受験生は運動練習あるのみです。
④ 面接試験 消防官を志望する受験生の中での大きな障壁が面接試験です。
消防官採用試験では他の公務員試験よりも面接カード及び面接試験にウェイトがあるように思われます。
消防官たる人物にふさわしいか否か?厳しくチェックされそうです。
受験生の話によると面接の中では意外な程に普通の質問内容も多いようです。
公安職系の警察官試験と似たような質問内容もみられるようです。
ササッとありきたりの質問が面接でされて面接試験が終了しホッとしていると不合格になっているケースも多く見受けられますので注意が必要です。
レスキュー隊、緊急救命士を志望する受験生もいることと思いますがもしレスキュー隊、緊急救命士を志望してもなることができなかった場合にどうするか?を考えておくとよいと思います。
※受験する自治体によって上記1次試験、2次試験の内容は入れ替わったりしますので必ず受験先の自体の消防官試験案内を熟読してください。

 

消防官、試験、個別指導、採用

 

 

 

 

2.消防官試験日

各自治体によって異なるものの、東京消防庁試験の試験日程としては1年間を通じて複数回(2回)試験が実施されています。1回のみ試験実施する自治体が多いようですので受験先の消防官募集要項を熟読しましょう。

3.消防官試験の難易度

消防士の筆記試験において出題される問題のレベルとしては他の公務員試験よりも易しめです。
勉強が苦手でも努力が反映されやすい試験です。
過去問を繰り返しましょう。上位の合格者は消防官試験の過去問のみならず他の公務員試験で出題された教養試験の過去問もこなしているケースが結構あります。
女性消防官は男性消防官よりも採用人数が遥かに少ないことが通常です。
女性消防官の試験難易度は男性消防官の試験難易度よりもかなり高いと思われます。

4.消防官試験の倍率

各自治体によって異なりますが概ね他の公務員試験よりも高めで7~20倍程度だと思われます。20倍を超える高倍率のところもままあります。
採用人数が少ない自治体の消防官試験の倍率は高くなります。
東京消防庁の採用人数は多めで、地方の消防官の採用人数は少なめです。

5.消防官試験の大卒・高卒区分について

消防官採用試験としての種類につき大卒程度はⅠ 類、、短大卒程度はⅡ類、、高卒程度はⅢ類、と分かれていますが1次試験の筆記試験における難易度に大きな差はないかと思われます。また特に採用区分を設定していない自治体もあります。
また事務職員や専門知識を有することを前提とした特殊な試験区分(専門系等)もあります。
各自治体によって名称は異なりますが事務職、専門系等の採用があります。
受験資格を満たしてあるのであれば各試験区分の併願は可能なようです

6.消防官試験の勉強時間

少なくとも半年以上の勉強期間と数百時間以上の勉強時間をあてましょう。消防官試験の勉強方法としては過去問題を何回も繰り返す他、他の公務員試験の過去問も演習するとよいです。

7.消防官試験の年齢制限(年齢要件)

各自治体によって異なりますが年齢制限(年齢要件)の上限は概ね30歳くらいまでの自治体が多いと思われます。
同じ公安職系の警察官試験よりも年齢上限は低めの場合が多いです。

基礎・基本からやり直そう判断推理

 

 

 

 

苦手をコッソリと克服しよう判断推理

 

 

 

8.消防官試験の勉強法

合否のカギはやはり数的推理、判断推理等の数的処理です。ただしかなりこれらの科目が苦手な受験生であっても1次試験は合格しているケースがままありますので諦めずコツコツと過去問を継続して反復復習しましょう。
消防官試験では面接試験が重視されており、面接試験を通過することが最大のハードルかもしれません。
消防官試験に落ちた受験生は自分の弱点を明確にして克服し翌年の消防官試験での合格を目指しましょう!