寒い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
またしても…というべきか(?)のゼロ塾講師・てんです(^_^;)

 

さて今回は、前回とは逆に

『学習が成果に反映されやすい科目』における注意点です。

(先にお伝えしておくと、具体的な科目名を挙げるのは次回以降からに

する予定で、今回もまだ概要の説明ですのでその旨ご承知おき願います)

 

当然それらの科目はしっかり学習して得点源とすべきですね
…ってわざわざ書くまでもないのでしょうが。

 

しかしそれでも科目ごとに開始時期や勉強時間等も含めた取り組み方には

大いに差異を設けるべきで、その辺の学習計画は十分に練る必要があります。


時間を費やして、じっくり取り組む必要がある科目が存在する一方で、

短期間でもマスター(試験の合格ラインに達するという意味で)

しやすい科目には決して必要以上に時間をかけるべきではありません

 

このことは結構見落とされがちな点なので、強調するためにも
以下、事例形式で説明していきますね。

 

例えば予備知識ゼロの状態からマスターするのに必要な勉強の

エネルギー量が、Aという科目は5、Bという科目は10だとします。
(勿論実際には個人差があるでしょうが、説明の便宜上一律の数値とします)

 

そして以下の3人(学習開始時期は皆同じで、尚且つやり方自体は

間違っていないものとする)が両科目に費やしたエネルギー量がそれぞれ

・甲さん…AB双方に8ずつ

・乙さん…AB双方に10ずつ

・丙さん…Aに5、Bに10

だったとすると…

 

まず甲さんは、Bがマスターできないわけですからその時点でダメです。

 

次に乙さんも良いとは言えません。
Bに関しては理想的ですが、Aに余分なエネルギーを費やしたせいで、
その2科目以外のCやDやEという科目に
少なからずしわ寄せがいってしまいますから(←ここがポイントです!)

 

出題科目数の極めて多い公務員試験においては、
決して『大は小を兼ねる』とは言い切れないのですね。

 

言うまでもなく理想は丙さんの力配分です。
尚、費やしたエネルギー量を2科目合計で見ても、
甲=16、乙=20、丙=15 となり、
丙さんは最小の労力で最大の成果が得られたということがわかります。

 

ただそうは言っても、現実には機械ではなく人間がやることですし、

当然人によっての得手不得手等もありますので、
ここでの丙さんのようにきっかりに事を運ぶということも
なかなか難しいでしょう…“言うは易く 行うは難し”というやつで。

 

そもそも受験生の心理としても
「この科目はできていないからもっと頑張らないと…」
という気持ち(言うまでもなくそれ自体は必要なこと)にはなりやすくても、
それとは逆に「この科目はもうマスターできた」と自分で自信を持って判断する
というのも実際のところなかなか…。

 

しかしそれでも、科目ごとに必要な分量のエネルギーを把握して、
それらを可能な限り“過不足なく”注ぐように努めるべきと強調しておきます。

 

上記事例において、不足の甲さんは言うに及ばず、一方の科目に

本当に必要な分量の2倍ものエネルギーを費やしてしまった乙さんも
いかんせんバランスが悪く、明らかに学習計画のミスと言わざるを得ません。

 

勉強“不足”が悪なのは当然として、勉強“超過”もトータルで考えた場合には悪なのだということをしっかりイメージする必要があるわけですね。

(勿論一旦マスターしても、人間は忘れる生き物ですから、

定期的な復習は必要不可欠です。
ただそのことと今回述べている件とはまた趣を異にする話ですので)

 

公務員試験の択一式試験が、学習内容自体の難易度云々という以外の面で
必要以上に難しいものになってしまっているのだとしたら、
最大の原因はこの辺りにあると断言してもいいと思います。

 

各人で適切な学習計画を立て、戦略を練るということが、
例えば大学受験(出題は高校の授業内容+α、科目数も格段に少ない)
などと比べて遥かに大事になってくるのですね。

 

ガムシャラに、闇雲にやっていては決して良い結果を望むことはできません。
キーワードは

『“トータル”で合格ラインに達する、“バランス”の良い学習計画』です。

 


では次回も引き続きこの問題に関して、今回の補足説明も兼ねる形で
話を進めていきますので、よろしくお願いいたします。

 

かなり長文でしたが、最後までありがとうございました。
それではまた。