こんにちは!
ゼロ塾のマンツーマン面接対策個別指導トレーニング講座の
主任講師の「ゆう」です。
今回は、国家一般職採用試験の面接試験について、アドバイスを書いてみます。
今年は7月19日(火)~8月4日(木)に実施される、
いわゆる「人事院面接」についてのアドバイスです。
今回は、回答する際の一般的な注意点と
面接カードの記載のポイントについて、
簡単にアドバイスさせていただきます。
第1に、回答する際の一般的な注意点としては、
質問に端的に単刀直入に答えることが第1です。
そのためには、結論から先に述べるという回答方法を
マスターする必要があります
理由を先に述べ始めるのは妥当ではありません。
「主張+根拠」、「結論+理由」という構成がよいです。
なぜなら、先に理由を述べられても、どのような結論にたどりつくか、
面接官に予想がつかないことが多いからです。
先に理由を述べるのは、上司に対する報告としても、妥当でないやりかたです。
そもそも、質問されているのですから、それに答えるのが当たり前ですね。
「その理由は?」と尋ねられたら、その理由を述べるという手順が妥当です。
回答は手短かにする必要があります。
その理由は、面接官に質問のスケジュールがあるため、
受験者が自分の都合で長々と話すのは困るからです。
なぜスケジュールを守らなければならないかというと、
すべての受験者に同様の内容の質問をする必要があるからです。
なぜ同様の質問をする必要があるかというと、公平を保持するためです。
それだけでなく、受験者によって質問の内容が著しく異なってしまうと、
そもそも受験者相互を比較することが困難になるため、評価自体が困難になるからです。
面接官は受験者の回答について着目すべき要素を予め決めてあり、
それを判定しなければならないわけですから、
面接官の質問を注意深く聴いて簡潔に答える必要があるのです。
第2に、面接カードについては、
記載事項と面接試験での回答の整合性を十分に図ることが重要です。
「面接カードの記載事項を決めること」と
「面接試験でどのような回答をするかを決めること」とは、
同時進行の仕事であると考える必要があります。
特に、①志望動機・受験動機と②印象深かったこれまでの経験と③自己PR
の3点については、周到な準備が必要です。
面接カードにどのように記載するかという観点から、
この3点について重要ポイントを簡単に確認しておきます。
①志望動機・受験動機について
ここでは最初に結論をはっきり書くことが必要です。
「志望する職種・仕事・分野」については、
すぐ下に別に書く欄があるので、
その記載とあまり重複しないように書く必要があります。
しかし、志望動機の結論をはっきり書くためには、
どうしても「志望する職種・仕事・分野」に言及せざるをえないことになるでしょう。
したがって、志望動機の明確性を優先するという観点からは、多少の重複があってもよいでしょう。
志望動機を書く場合、地方公務員ではなく、特に国家公務員を志望する理由も読み取れるように書くべきです。
例えば、「雇用問題については、国家の行政のレベルの対策が必須であり、この問題に取り組みたいと思ったので」
というように書いていく必要があるということです。
志望の個人的な理由・きっかけから書き始めるのでは妥当ではありません。
②印象深かったこれまでの経験について
ここでは「困難克服プロセス」を書くべきです。
面接官は受験者のコンピテンシーを評価するという目的を持っているからです。
コンピテンシーの定義はなかなか難しいのですが、公務員試験の面接試験との関係で言えば、
「問題に対応して処理する能力」と考えておけば有用ではないでしょうか。
このコンピテンシーの有無を受験者の過去の経験を聴取することによって判断・評価しようとしているのです。
したがって、「印象深かったこれまでの経験」を「困難克服プロセス」の形で書くことが有効なのです。
自分が、例えば大学生時代に、どのような困難に出会って、それをどのような工夫をして克服したかを、
分かりやすく説明する必要があります。面接カード自体には詳細には書けませんが、口頭で回答する場合を考えて
このプロセスのポイントを書いておく必要があるのです。
③自己PRについて
何をPRすべきかということを熟慮する必要があります。
国家公務員としての適性・素養・意欲を持っているということを明示するのがこの欄を書く目的ですから、
まず、国家公務員はどのような適性・素養・意欲を持っている必要があるかをじっくり考える必要があります。
次に、その考察に基づいて、自分が持っている能力・素養・意欲を、いわば「棚卸し」してみて、
自分はこのような適性・素養・意欲を持っているから、国家公務員として十分にやっていけると記載すべきです。
なお、面接カードは、草稿をいろいろな人にどんどん見てもらって感想をもらうことが有効です。
自己分析はなかなか難しいものですから、第三者の視点は非常に役に立ちます。
以上、簡単なアドバイスですが、参考にしてみてください。